君の欠片を探して彷徨ってる
消える灯火 最後になくさぬように
その掌は何よりこの心を
優しく包み 受け容れてくれたね
ありふれた言葉など要らないから
ただひとつ 思い出だけ詰め込んで
新しい世界への扉を
この両手で開け放ち 越えるだけ
ねえ
すべて すべて 燃やし尽くして
とおく とおく 空に昇るの
いつか いつか 灰の中から
いのちが芽吹くから
ある日突然君がいなくなったとして
私は多分光を見失っただろう
いつか二人は同じ天国で逢える
だけどそれだけ 少し後悔してる
忘れろと 振り切れと 言わないから
せめてこの灯火で照らすよ
焼き付ける輝きは最後に
君の目に 君の手に 灯すよ
ねえ
すべて すべて 燃やし尽くして
ひとつ ひとつ 空に描くの
しろく しろく 世界を照らす
一条の光を
寒さに震えても 孤独に怯えても
私の一欠片 いつでも傍にいるよ
だから顔を上げて この世界で生き抜いて
どうか幸せに 強く 強く
ねえ
すべて すべて 燃やし尽くして
ぜんぶ ぜんぶ 生きた証も
たかく たかく 昇る炎は
君を照らす光 いつまでも
ああ
何もかもを空に還すよ
怖くないよ 君がいたから
いつか二人 永い時の果て
また逢えるから
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