BUEN offvo
白んだ季節の通学路
車道に体を傾けて 僕は
傷者になったフリをしていた
心音
曖昧な定めでも 空に
泳いでいる魚みたいに
ずっと ずっと ずっと
痛みと同期したい
吐いて捨てるほど
溶けきれずに揺らいだ
また一人のまま
ただ傷んで 等間隔に歌い眩んだ
このまま白んで くだんない症候にしたって
たった数舜の笑顔で
期待していた理解は
どこにも無かった
これからも歌っていたいのにな
泡に消えゆく思考回路を
墓標に代わる言葉たちを 僕は
とりとめもなく書いては 消した
輪唱
曖昧に叫んだ心象は
誓って悪意じゃない 本当はずっと
波の内側に消えたかった
このまま
凪いだ水面の
その裏に泳ぐ虚空に
また一人呟いた
書いて 空席に座った想いは
どこから来たって 向かう先だって同じだ
きっと何十回も歌って
汚れて 歩けなくなったって
嗚呼
独りになった 疑うこともないような孤独だ
ただ
それだけだったんだ 空箱抱えて歌ってる
今も
溺れて 揺らいで 意味もなくなった
あくびが出ちゃうような
日々
ただ傷んで 等間隔に歌い眩んだ
このまま白んで くだんない症候にしたって
たった数舜の笑顔で
期待していた理解は
どこにも無かった
これまでの痛みですら
これからも歌っていたいのにな
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