『チク タク チク タク――――』
時間
それは目には見えない、けれど確かに存在している感覚的なモノ。
今こうしている間にも“時間”は少しずつ、確実に経過している。
当たり前だよね
時間には過去、現在、未来と言った区切りがあり、様々な事柄を示される。
例えば、昨日ご飯を食べた、今テレビを見ている、明日どっかに行く、など。
何気ない些細なことでも、時間ごとに記録して改めて後から見るとしたら、必ず何かをしていることがよく分かるだろう。
暇さえあれば、生き物は必ず何かをしているのだ。
当たり前だよね
今、こうして何気なく生きているのは、きっと有限の時間の流れの中に存在しているからだ。
朝の歯磨き
退屈なお勉強
美味しい食事
頭痛なる悩み
誰かとのお喋り
運動代わりの仕事
楽しい趣味
お疲れさんの就寝
何気ない私達の時間。これは過去にも未来にも、どちらにもある。
時々、その時その時の限られた時間の中で、さも燃え上がっているように生きている瞬間がある。
受験での解答時間
大切な人への告白
夢が叶う数歩前
傷者が救いを求める
生死の彷徨いの中
色々違えど、必死に戦っているだろう?
そんな時だっていつかは終わりを迎える。
いずれ全てが終わりを迎えるんだ。
でも無限じゃない時間の中だからこそ、私達は生きている。
ロウソクの灯のように普段は小さくても、時に大きく燃え上がる。
どれだけ大きく燃え上がるか、どれだけの事を得てその灯の色が変化するかなんて誰も知らない。
自分だって知らないんだもの
そう、私達の命はそんなもの。
いつ死ぬのかなんて分かりゃしない。
でもいつかは燃え尽きてしまう。ロウソクのように、スッと音も無く。
無限じゃない時間の中を生きて行こう
あっという間なんだから
お気楽に陽気に
辛いこと悲しいことがあっても
全部笑い飛ばしてしまえ
引きずっていても心のお荷物だよ
一度しかない人生ならば、自分をダメなやつだと決めつけないで
頑張って楽しい時間を過ごそうではないか
自分だけの自分らしい人生を歩んでいこうではないか
だって
『 生きているんだから 』
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