BPM=132
「生きてる」 胸に手を当て 嫌に五月蠅く響く鼓動
目を閉じ 眠りの淵で ふと全てが怖くなるんだ
明日もいつもと同じ 退屈に時を消費する
僕らは みんな 憂鬱を抱えてくんだ
「ねえ もしもの話をしようか。
私が死んだら悲しむかな?」
そんな当たり前の事を聞く 君の顔が消えない
此処にある意識 認知された記憶が
君との思い出 それを創り出してく
もし君が ある日 消えてしまったのなら
……なんてね おかしいね 今は忘れてしまおう
おやすみ。
「生きてる」 私は今も 何の意味も見いだせぬまま
死にたい気持ちを抑え 食べる少し遅い昼食
貴方の昨日のチャット 文字の思いは汲み取れずに
私は 遠い 空を眺めていたんだ
「君がどこかへと消えたのならば、
僕は覚めない悪夢を見る。」
そう言った 貴方の目にはまだ 煌めきが見えていた
もし私という存在が最初から
無かったとしたなら 苦しみも消えるでしょう
貴方なら そんな 世界でも生きていける
出会いが無いならば 別れることも無いから
そうでしょ?
素晴らしい世界 いくら想像しても
「違う」と 何かが 私を引き留めるの
つまらない世界 意味など無くたっていい
誰かに愛される それは素敵なことだろう
君との思い出も 間違いなんかじゃないさ
生きよう。
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