時の刻み歌

儚い「今」を気づかせてくれるのは、いつも桜だった・・。
そんな想いを込めて、こころと桜を描く歌にしました。
新しい一歩を踏みだす人への応援歌になれば、本当に嬉しいです。


【歌詞】
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淡い陽がさす朝
荷物の山　抜けて
まだ馴染まない街で　そっと
春を探したの

置いてきたマフラー
後ろ髪　帰り足
迷った脇道で
桜は咲いてた

記憶の　切れはし
うす紅　撫でてく
ささくれだった　心に
さす痛み　涙になる

桜は　時の刻み歌
あの頃の　みんなはいない
歩く道　過ごす街　どんなに離れても
見上げれば　空つなぐ　桜が
今も　見守ってるね


昔の話　一年の長さ
彼の花開く　心のアルバム
変わらないものなど　ないことに
気づかぬ振りは　続けたくないから


桜は　時の萌（きざ）し歌
今だけの　私へ向かってく
その流れ　すぐそばで　いつも咲きほこる
いとしくて　二度とない　時間を抱きしめて
また来たる　次の春　信じて
今は　さよなら

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