『僕じゃなかったらな』
逃げ続けてた
その先の影に
飲み込まれ
なんと醜いか
ひねくれていた
考えの癖が
抜けなくて
自己嫌悪していた
また また 希望を持てないまま
まだ まだ 待っているだけなの
どんな鍵を挿しても
開く事は無い
開かず扉の様だ
止まぬ雨は無いって
屁理屈ばかり
とんだウスバカゲロウ
性根が無くて
人に押し付けられた
責任を
また引き受けてる
余所見していた
今を見ない自分を
俯瞰して
自己嫌悪していた
まだ まだ 希望を持てないまま
また また 待っているだけなの
どんなに水あげても
開く事は無い
咲かない花の様だ
なる様になるなんて
戯言ばかり
とんだウスバカゲロウ
両手が震えて
失敗重ねて
もっと手が震えて
それが続くのなら
もう信じれないや
僕じゃなかったらなんて
焦る事ばかり
糸が途切れ
心と体が徐々に切り離されて
そうやって徐々に死んでいく
嗚呼 あぁ...
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