
プログラム全盛期
ここはすべてがオートメーション
二十一世紀は
随分前のデータファイル
僕は過去に行く
流行りのバーチャルシミュレーション
そしてキミに逢うんだ
0と1の幻影に
時代は改変の真っ只中
通信は4Gで不便だけど
この世界は美しい
誰もが今を生きいてる
すれ違う人波を掻き分けて
僕の前にキミは掛けてくる
このシーンを見るの何度目だろう
不意に目を泳がせたから
不思議そうに小首傾げる
キミは「…」
人混みのスクランブル
空には何も飛んでなくて
地下鉄でRound &Round
すべてがリアルに思える
嬉しそうな顔が見たくて
お決まりの台詞を並べたら
いつものようにキミは何度目だって
変わらず同じ顔をした
何かを隠すような笑顔
そろそろお別れをしなくちゃ
データにこの先はないはずだから
キミの匂いも体温も全部
幻に過ぎない
ただの情報だから
でも
消えてく世界の片隅に
寂しそうに呟くキミがいた
「一緒にいたいよ」と何度見たって
そんなはデータはありえないのに
最後に振り返り手をとって
プログラムの先へ移行をしたから
キミと変わらない幻影になった
僕も同じデータだから
もう帰らないよ
永遠に
00:00 / 03:45
幻影彼女【Inst】
BPM126
・ニコニコ動画
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・YouTube
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ご意見・ご感想
Axvj
使わせてもらいました
インストをラップ音源として使用させていただきました!
2021/09/09 01:04:01