僕がこうして電車に乗って、イヤホンから流れてくる音楽を聴いている間にも、どこかで誰かが生まれて、どこかで誰かが死んでゆく

空いた優先座席を横目に見ながら

ありがとう、当たり前の毎日よ
僕は今日も平凡で退屈な一日を送る
ありがとう、つまらない毎日よ
僕は今日も淡々と進む時計の針を見る

僕がこうして電車に乗って、行きたくもないバイトに行こうとしている間にも、地球の裏側では朝日が昇ろうとしている

窓ガラス越しに滲む空を眺めながら

ありがとう、当たり前の毎日よ
僕は今日も平凡で退屈な一日を送る
ありがとう、つまらない毎日よ
僕は今日もダラダラと無意味な会話をする

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

詩「僕が」

僕が夜勤のバイトに行く途中に書いたものです。

閲覧数:66

投稿日:2017/11/09 08:57:27

文字数:285文字

カテゴリ:その他

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