さふ如何にも私が神の御子
爛々と手招かれた先で堕ちていく
思い描いた絵空事
身の丈を知らず浮かんでいた
気が付けば夢の跡
悲しい怪物に成り果てた
宛ら 21世紀の Schizoid Man
銘々が地獄を練り歩く
それでも未だ右手が疼くなら
共に往こうか 闇を
蒙昧に日々を徘徊 甲斐無い回顧譚を
散々使い古して生くだけの crazy journey
揚々とした器用な生き方なんて
安本丹な頭じゃ解らない
然れど 赤眼の灯火に灼かれ
然れど 高嶺に咲く花に妬かれ
「いつか、きっと」何者にも成れぬ儘
只管に凡人を演じてるだけだ
さんざめく心の音
止め処ない情を奏でていた
漣 悲嘆の雨
滲むは憧憬のシルエット
宛ら 20世紀のジャンヌダーク
英雄には成れないと悟っていたろ
それでも未だ未熟を呪うなら
空虚 悠長 退屈な畢生の
余興としては上等
大概の恥は痛快 解無い人生観を
再三辿っていくだけの momentary
当然のように生まれた理由なんて
珍糞漢な頭じゃ至らない
然れどまだ終わるのが怖くて
君と夜明けを眺めていたくて
歪で見る影もない人生街道でも
只管に弱腰で練り歩く
謳え その足音が枯れるまで
最高の厭世で赴く儘に
00:00 / 02:31
徊 inst
下記楽曲のオフボーカル音源です。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm44148420
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