(テンポP家のリビングにて)
マスター (テンポP)
んー 何か面白い事はないかな。

Lily
あるわけないでしょ。

結月ゆかり
そうだよ。

マスター
ですよねー。

IA
うん

CUL
何かあればいいけど

Lily
残念だけどないよ

マスター
ゆかりの方は順調か

ゆかり
うん、FS君とは

マスター
そうか。
リンとレンの方は、相変わらずだしな。
そう言えば、ピコの方で面白い話ないか?

Lily
あんまり自分のことは言わないよ

IA
そうですよ。

CUL
私知ってるよ。

マスター
ほー。どんな話だ。

SeeU
ある子に片思いしてる。

マスター
で、相手は年上?年下?それとも同じか?

Lily
マジ。

CUL
んーとね、同じ年で

SeeU
Lilyちゃんと同じクラスの子。

ゆかり
誰々

IA
気になります。

マスター
ほー、で。どんな子?

CUL
ちひちゃんって言って

SeeU
クラスの人気者だよ

Lily
ああ、その子ならわかる。

マスター
けど、何故それが分かった?

CUL
時折遠くから

SeeU
眺めていたから

マスター
ああ、初恋か。何とかしてやるかな。
子供の幸せを願うのはどこの親も一緒だ。
CUL、その子とは仲いんだろ?

CUL
うん。

マスター
なら、ピコをゆかりが誘導し、
その子をCULが同じ場所に誘導するんだ。
ピコの背中を押せればいんだが。
明日決行するからな。

CUL
了解。

ゆかり
わかった。

(そして、翌日の昼休み)
歌手音ピコ (遠くから眺めている。)

ゆかり
ピコ、少し付き合って。

ピコ
いいよ。

(ある場所に向かって歩き出す。)

CUL
ちひちゃん。

ちひ
どうしたの?

CUL
ちょっと一緒に来て欲しいの。

ちひ
いいよ。

(ある場所に向かって歩き出す。桜の木の下に4人到着する。)
ピコ
ここに、何が?

ゆかり
まぁ、後でわかるよ。

CUL
ちひちゃん。あの子がね。

ゆかり
言いたいことあるって

ちひ
えっ、君は。

ピコ
えっ、何、いきなり。

ゆかり
思いを伝えないと

CUL
伝わらないよ。

ピコ(深く深呼吸をしてから)
ちひさん、入学した時から君の明るく
優しいところを好きになりました。
もしよければ、付き合ってください。

ちひ
こちらこそ、ピコ君の事
前から好きでした。
よろしくお願いします。

ゆかり
やったね。

CUL
おめでとう。

(そして、あっという間に夜になり、テンポP家では)

マスター
で、うまくいったのか。

Lily
マジで。

IA
良かったですね。

ゆかり
うん。どうやら

CUL
2人共両想いだったし

マスター
尚更よかった。
これからずっと幸せでいてくれたらいいな。

IA
ええ

ゆかり
本当に

CUL
そうだね。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

トクロ 

閲覧数:106

投稿日:2012/12/23 01:01:05

文字数:1,213文字

カテゴリ:その他

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