長い前髪が遮るように
風に流され踊ってる
青信号の交差点
一歩踏み出せずに今日が終わる

浮かぶはちんけな事柄ばかり
まるで成長してない空想に
日々の綻びを繕ってく

爽やか過ぎる流行りの歌に
また癒されて悔しくなる
朝が来ても　夜を迎えても
鏡に映る存在はまだ黙ってる
まるで誰かの悲鳴を無視するみたいに

今日は嫌なことが多過ぎた
口の汚い大人たち
いつか自分もああなるのか
不安がいつまでも付き纏う

他人に良く思われたくて
誰にでも愛想を振り撒いて
疲れて自分すら見えなくなる

華やか過ぎる街の通りに
また急かされて苦しくなる
変えられない　太刀打ち出来ない
鏡に映る存在はまだ黙ってる
まるで明日が来ることを怯えるみたいに

少し前髪を切った
邪魔な物が無くなった
抗うことは諦めているけど
もう少しだけ　あと少しだけ
自分に優しくなろうかな

爽やか過ぎる流行りの歌が
背中を押してくれたのかな

爽やか過ぎる流行りの歌に
また癒されて悔しくなる
朝が来ても　夜を迎えても
鏡に映る存在はもう選んでる
描いた空想の果てを見つけたみたいだ

描いた空想の果てを見つけたみたいだ