ルーザーズシティー / flower(off vocal)
BPM130
二月、吐息は白
空の財布を見つめ喉が鳴る
盗んだ金で満ちる脳も
愛しい病だ
ガラスに映る顔は酷くて呆れるばかり
まだ夢見るままに塵を手繰り寄せ
僕は息を吸う
吹雪く雪肌に身を強張らせ
君に手を振る僕は負け者
隣で笑う猫 「雪の味はどうだい?」
嗤う寒月の華咲きて
始発東京を去る一人で
誰も見もしない傷が痛むんだ
月明かりがお互いの銃身を包み込む
散りゆく白は頬を掠めて冷たく萎む
ただ一人残された君を待ち続け
僕は息を吸う
吹雪く雪肌に身を強張らせ
誰も居ない街をただ歩く
隣で笑う影「またね、さよなら」
薄い満月が華咲きて
涙堪える僕はもう居ない
二人の思い出は雪(ここ)で溶けてく
月明かりよあの人の亡霊を包み込め
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