毎日負う傷は小さくて
でも治る前にまた増えていく傷は
いつの間にか大きくなって

爛れて 膿んでしまった傷を
治す術なんて 持ち合わせなくて

沈んでいく舟は 深い海の底
はい上がる気力さえ 無くて

自分で付けた爪痕でさえ
悲しくなるから


分かって欲しかった 私を
ただそれだけ 今はもう
口に出すことさえ 不可能だけど

きっとまた生まれ変わったら
あなたに伝えたいね


もうこれ以上 留まるのはやめるよ
悲しいとか 辛いとか 全部捨てて
いつかまた出会えたらいいね

あなたを残して行くのは
少し心残りだけど でもきっと
また会えるよ いつか いつか

さよなら、さよなら
もう口には出せないけど
伝えたかったよ あなたに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

すいさいど・のーと。

「ありがとう、大好きだったよ。」


遺書なんて言ってるけど
やけに明るいな。

まあ前向きなsuicideということで(←

閲覧数:85

投稿日:2010/12/05 18:41:35

文字数:319文字

カテゴリ:その他

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