Demensia

欠けてしまった二つのグラス
プレゼントしたあの日を
けどさ、僕たちが失ったのはそれ以上のものを
時を戻せるなら戻したいよ
僕たちは全て失った
形があっても同じじゃないんだ
賽を振らないんじゃないのか

割れそうになった思いも
君は無くしてしまった
僕は振り出しに戻った
君は今どこにいるの？

ねぇ思い出してよ
僕と雨に打たれたこと
思い出してよ
僕と月を見たあの日を
思い出してよ
僕に夢を見させたこと
思い出してよ
思い出してよ
思い出してよ

待ってるから


いつかは僕も忘れるだろうさ
君と過ごしたあの頃
けどさ君が失ったのは
いつもの全てを
神様いるなら返事してよ
見事に幸せを奪った
ひどいことするよねぇ...神様！
僕たちが何をしたんだ

あの日言った誓いの言葉を
君は覚えてはなかった
僕は君がいないみたいで
家で少し泣いた

ねぇ思い出してよ
僕に笑いかけてくれた顔
思い出してよ
僕を好きだった君の頃
思い出してよ
僕を励ましてくれたこと

思い出してよ
思い出してよ
思い出してよ

待ってるから

(間奏)

だんだん慣れてくる痛みに
僕は鈍痛がして
痛みに鈍くなっていくことに
痛みを感じ始めていた
僕たちの歩んだ軌跡に
奇跡が起こりますように
君のそばで蹲る
季節はうつろいゆくのに

ねぇ愛してるよ
ねぇ愛してるよ
君が想ってくれなくとも
愛してるよ
君が忘れてしまったって
愛してるよ
君が相も変わらずとも

愛してるよ
愛してるよ
愛してるよ

今より多く
一つも欠けず
重ねること億数