人生が始まらないまま
迎えた大人になる日は
真っ黒な視界で
ひどい廃棄物だった
この世界でこんなにも
きみは笑うのに
ぼくらこれからひとりひとり
ちがう道を歩いていくんでしょ
もっとまっすぐに空を
見上げれていたら
今のぼくにも明日は見えたの?
教えて さけんだ 声は
昨日に消えて
教室の隅でひとり
夕暮れを待った遠い日に
なにを憧れるの?
手は伸ばせないまま
この境目の景色は
きっと伝わらない
ぼくはこれからひとつひとつ
物語を紡いで行けるの?
もっとまっすぐな空に気づけていたら
今のぼくにも足跡見れたの?
つないで この手に
温度を 教えてください
「溶けた雪は春になって
わらいあえるんだ」と きみはいった(かむずあうと
解けない記憶の中で
いつまでも いつまでも
もっとまっすぐに空を
見上げれていたら
君の作り笑い
気づけていたかな
教えて 届かない
生きたいと 願う君へ
手を伸ばした その先で
空になった 遠い君へ
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