『色あせる笑顔』

この前の電話が　最後になるなんて思いもしなかった
急すぎる展開に　戸惑うひまもなくただ流されるだけ

君の笑顔がこんなにも素敵なこと　今の今まで気づかなかったぼくには
君が選んだ新しい幸せを　羨むことさえ出来やしないのさ

二人夢見た小さな幸せ　もう届かないね
君は誰かの腕の中できっと笑っている
君と二人信じた夢さえも　ただ消えてくだけ
ぼくは今ただ俯いて君を思っている

もう少し経ったなら　君のこと少しは忘れられるのかな
今はただ思い出が　クルクルと瞳の前を浮かんでは消えてく

君の笑顔をもう一度見られるなら　ぼくはピエロにさえもきっとなれるけれども
時計を逆に回してみたところで　過ぎ去った日々が帰るわけもない

君と二人追いかけた希望も　もう戻らないね
ぼくのまぶたの中の君の笑顔も色あせる
愛と呼ぶには儚過ぎたねと　今さら言っても
きっと君は知らぬ顔で誰かと歩いてる

二人夢見た小さな幸せ　もう届かないね
ぼくのまぶたの中の君の笑顔も色あせる
愛と呼ぶには儚過ぎたねと　今さら言っても
きっと君は知らぬ顔で誰かと歩いてる