てんとうむし
洗面所になにかいました。
てんとう虫でした。
なぜ洗面所にいたのかはわかりません。
風にのって入ってきてしまったのでしょうか?
ただただ・・・てんとう虫は壁をのぼっていました。
一生終わらない壁を・・・
俺はてんとう虫に手を差し伸べました。
しかしてんとう虫は身の危険を察したのでしょうか。
のってこようとしません。
それもてんとう虫の運命かと思いました・・・
でも、俺の自己満足かもしれませんが。
そんな終わり方はいけない。
無理やり手のひらにてんとう虫を落として。
窓の外に逃がしました。
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