扉に鍵をかけて座り込む
一人きりのシェルター
あの日に描いていた未来をも
挟まれて泣いてる
ぼろぼろのカーテンを引き裂いて
何処にも行けぬまま
あの日に歌っていた理想像
ふっと蒸発した

呆れるほどに似合わない紅を
わざわざ差すくらいには壊れていました
ただそれほどに あなたと共に
綺麗すぎる明日を汚したかった

僕の胸にそっと手を当てて
あなたのことを考えたところで
無情にも僕がこの世界で
生きていることを知らされるだけだ

無機質な日常に 流れていく
真実も心臓は隠すのですか


扉に鍵をかけて座り込む
手をかけるシュレッダー
綺麗に祈っていたあなたも
刻まれて笑ってる

ぼろぼろのカーテンを引き裂いて
何処にも行けぬまま
あなたが歌っていた未来像
パッと空に散った

鏡越しに 映る僕はひどく
やつれた顔をしていて
頬に差した紅色だけが
不自然に浮いていました
自分はこの世の誰より
幸せそうに 笑っているつもりだったのに
おかしいな 何故か泣きそうだ

呆れるほどに歪んだ思いを
伝えに行くくらいには壊れていました
ただそれほどに あなたと共に
綺麗すぎる明日を汚したかった

僕の胸にそっと手を当てて
あなたのことを考えたところで
無情にも僕がこの世界で
生きていることを知らされるだけだ

無機質な日常に 流れていく
真実も心臓は隠すのですか

隠したのは きっとあなただ