-いつか、こんな言い伝えがありました。-
-「森で迷ったとき、花の声に導かれると、妖精の国へと繋がる」-
-花に憧れるひとりぼっちの少女は-
-誘われるまま、奥へ奥へと進んでいきました。-
落っこちた
色の擦れた国でひとり 花花に憧れる
冷たい 暗い こんな場所で
待ってるの
どこか知らない国で
歌う花花にいざなわれ 踊る
そんな日を夢に見てる 連れだして
揺れる木漏れ日 心映し
夢にみるは 時の花
さあ 扉が開く
花の声に誘われるまま そう
溢れたやさしさに触れて
ああ、零れ落ちる花びら 掬えば
微睡み 口づけ とめどなく
穢れを祓う
-荊棘で閉ざした秘密の扉、声が聞こえたなら開きましょう-
-あなたはそちらにいるべきではない-
-さあ、おいで。愛しき花の子よ-
待ってたの
どこか知らない国の匂い
花花で塗り替えて 遊ぶ
触れるたび震う肌は 甘く熟れ
ああ、もっと、もっと、何もかも剥がして
鮮やかな彩 重ねて 纏って
あやまち?まぼろし?
わからない 深く溺れるの
さあ 扉を開けて
花の声に誘われるまま そう、こちらへ
手を引いてあげる
ああ、生まれ変わる
禊の行方は 花らに隠して
歌い舞え この身の限り
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花隠し off vocal
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