vivid inst

furi

飲みかけの冷めたコーヒー
今日の予定は空白のまま
繰り返す天気予報
信じた君と旅立とう

路地裏のキャンパスはみ出して
世界中にきっと届く気がした

君が描き出す明日に身を任せて
誰も知らない街まで
モノクロの空が鮮やかに染まっていく
君のせいだよ
振り返れば来た道は遥か先に消えた
忘れずに歩いて行こう

退屈な日々のプロローグ
今日の課題は明日に投げて
片付かない部屋の隅で
何かが変わる音がした

引き出しの奥隠してた
小さな嘘そっと大事に抱いて

例えば僕らの明日が色を変えても
回り道なんてしないで
向かい風の中走る後ろ姿を
見ていたいから
君が語るその夢の先に見える景色
確かめに歩いて行こう

路地裏のキャンパスはみ出して
世界中にきっと届く気がした

君に手を引かれ歩き出したこの道
終わらないよう願った

僕が描き出す明日の道しるべは
もう無くしたりしないで
名前も知らない誰かとこの想いが
繋がるように
遠い空に一筋の光が消えるまで
忘れずに歩いて行こう