ただ 止まっていた 悲しむ心も無く
ただ 眠っていた 笑うことも知らず
白く染まっていく夢 雪が降り続ける
凍る自分の肌抱き暖めて 明日へ踏み出す
溶け崩れる世界 夢が現実だった日々と
足跡も消えて 戻る道も無く
ただ 背いていた 向き合う心も無く
ただ 隠れていた 苦しいことも避けて
起きる裸の自分に 刺すような風が吹く
見えぬ先を信じ歩き続けて 光へ向かってく
何を求めて 何をしたくて 何が正しくて 何が間違って
何が楽しくて 何が幸せで 何が全てで
置き去った夢は 揺れるだけな氷のゆりかご
何も持たぬまま 今は前へと
ご意見・ご感想