【off vocal】As a medicine/VOCALOID Fukase
BPM98
柔肌の温もりに溺れて 溶けそうだ
溢れる涙か蜜か 透明な痕をつける
甘ったるい快楽が蝕む白い肌
「大丈夫」なんて やっぱりほら、嘘だった
苦しげに手を伸ばす貴女には
黒く淀んだモノを孕む枷がよく似合う
壊れないでくれ 壊してやるから
光の中 崩れるくらいなら 闇の中で
迷いは貴女の声に掻き消される
密かな懇願があまりに愛しくて
貴女の事なら何でもわかるけど
自らを語るのは悍ましい
「愛してる」なんて綺麗な言葉じゃ
到底隠せないどろどろ 拒めやしないんだろう？
病める時程 穢し穢す程
安らかに笑う貴女を もう離しはしない
「そう、貴女が望んだ事だ」
吐き出した毒が貴女を侵す夜
どうせお互いしか利用出来ないから
今はただ……
嗚呼 闇の中 二人眠る頃
ひび割れた心に火が灯る
薬のようなcute aggression
それで生きて行けるなら そのまま堕ちればいい
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