ジャケット

錆びた鉄の街で蝶は踊る
指先を掠めては また夜空に消えて行った

時間に手を取られ夢の先で
幻に目を奪われ深く深くへ...

揺らいでる
痛みに似た 胸中(こころ)を絞める糸は
繋ぐ行く先を持たず宙に垂れてはらりと 絶えた

交わる 朝と夜の隙間で
色を決めかねて
まるで透明な世界の中
鼓動のリズムが虚無を統べ

燃える火のように灯った残照(きおく)
幼き日の眩い光に焦がされて散った
冷えきった身体(からだ)に意識も醒め
吸い込む錆の匂いはあまりに赤く...

歯痒さは
この無力か 巡り往く愚かさか
繋ぐ行き先は 輪廻の中再び此処へ還る

交わる 朝と夜の隙間で
歪む輪郭を
ただひたすらに失わぬよう
真実だけをその瞳に統べ

揺らいでる
足元には 漆黒の影が落ちる
触れようと指を伸ばしてみて気づく ここには無いと

何を信じ...どこを向けば良い...
意図を掻い潜り
求めた理由など最初から
この胸の中に今も...

交わりゆく 朝と夜の隙間
【夕闇に佇む火は美しく】
終焉を迎え
【嗚呼 懐かしい(光を放って)】
砕く透明な世界の中
【ここに偽りなど】
全ての真実を手に 統べ
【在りはしないと 言って】

00:00 / 04:45

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

End to Dusk (off Vocal)

off Vocal 版です!ご自由にどうぞ!

閲覧数:223

投稿日:2011/09/05 18:13:23

長さ:04:45

ファイルサイズ:6.5MB

カテゴリ:音楽

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