緋を払ってoffvo
その目が 化け物みたいだったから
それを真似してた 馬鹿みたいに
夏に残した 物なんて無かった
あるのは梅雨明けの幸福くらいだった
それの偶像で また詩を書いている
もう解を伝える四角も無くなった
日暮れも青かった この重さも藍だった
あんな色は無かったんだって 繰り返し喉を鳴らしても
この目が 化け物みたいだったから それを隠してたんだ
馬鹿みたいだなって 灰にしてくれたって いいのにな
あの目で あの時やったみたいにまた 化かしてくれよ なんて
言いたくないんだ だって 会いたくないんだ もういいんだ
懐かしい声 もう聴けないのかな
定型に沿った 僕の 言葉は 何処へも行けないフリで
悔悟に縋ったのか 愛慕を嫌ったのか
この際だ 細胞に問いかけてしまえ
夜明けは青を切った 殺したって哀だった
あんな色は無くしてんだって 夜明けまで
その雨の向こうを 待っている
さよなら偶像 違えてても また間違えそうになってても
思い出すだけで いいって言って
あのまま今日が 繰り返してさ また間違えそうになったらさ
すぐに呟いて
その目で確かめるまでまだ 息を隠してたいんだ
馬鹿みたいなんだよ ただ灰を被っただけなのにさ
あの目さ 全部あの目のせいにしてた僕が悪かったから
嗚呼もう 赦してよ
その目が 化け物みたいだったから それを隠してたんだ
馬鹿みたいだなって 愛してくれたって いいのにな
あの目で あの時やったみたいにまた 化かしてくれよ なんて
言いたくないんだ だって 会いたくないんだ もういいんだ
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