なにも変わらない毎日に
ため息つきながら
放課後 渡り廊下で
グラウンドを見てた
運動部の声 光る汗
長い影が揺れる
まぶしい季節の空
僕に高すぎて
ふいに前を横切ってく
袴姿の白い少女
出会いがしら 驚く僕に
「ごめんね！」と舌を出しながら
長い髪を風に遊ばせ
かける夏のキセキ
キュッと胸が痛む瞬間に
時が動き出す
恋愛対象にもならない
学校中のマドンナ
ずっと僕に手を振りながら
微笑むのはなぜ？
君にもう一度会いたくて
弓道場を探した
細い指 放つ矢
僕の胸を射す
燃え上がる気持ち 凍らすような
友だちの一言
「あのコが好きなんだ
呼び出してほしい」
急に心 引き裂いてく
恋と友情のアンビバレンス
友だちのため身を引くには
君を好きになりすぎていた
オレンジ色染まる教室で
二人きりのキセキ
読みかけの本を閉じながら
僕の目を見てる
指の隙間 風がさらった
淡いブルーの栞
拾う手と手 触れた瞬間に
君を奪ってた
君を強く抱きしめるたび
「友だち裏切ってる」
そんな勝手な後悔のせいで
いつも傷つけた
待ち合わせた 雪の帰り道
重なる白い息
ブレザーの袖つかみ照れる
笑顔忘れない
時の本に 挿んだままの
淡いブルーの栞
あの日 二人胸に刻んだ
消せない思い出
風が頬を過ぎる瞬間に
君が笑うキセキ
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まばたきブックマーク
作詞は あわ(awa) さん(http://www.piapro.jp/awawa361) です。
歌詞：http://www.piapro.jp/t/9-uT
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■ニコ動
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19096076
イラスト：もーぐるさん(http://www.piapro.jp/moguru)
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初音ミクAppendのSolidを使用しました。
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ゆるやかな坂の上にある学校。制服はブレザー。
そこで僕は少女と出会う。
親友から少女との仲をとりもってくれるように頼まれた「僕」だけど、やがて少女と僕は惹かれあう。
けれども、親友との友情にはさまれた「僕」。
やがて二人が分かたれても、本に挟まれた栞を辿って記憶はよみがえる。
もう戻らない瞬間だからこそ切なく、けれどこれ以上変わることのないものだけに嬉しい。
時が止まるような風は、やさしくそして切なく吹き渡る。
<Update>
10/11 完成
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ご意見・ご感想
jake
ご意見・ご感想
イントロからブライトピアノが爽快な楽曲ですね。
それにピコピコなアルペジオやベルの音がとても気持ちいいです。
楽曲の物語は、切なくもドキドキする揺れる気持ちで甘酸っぱい三角関係ですね。
ピアノソロも軽快で見習いたいです（3:04辺りからの箇所が特に）。
2012/11/19 02:30:03
ぺぺるる（ぺ猫）
＞shin さん
聴いて頂き、ありがとうございます！
これは、作っていて楽しいかったです。ｗ
シンセの音などは、いろいろな方にアドバイスを頂きながら足したりしました。^^
物語は絵師のもーぐるさんが「ブレザー」を閃き、そこから作詞家のあわさんが練り上げてくれたものです。歌詞・イラストとも、いろいろと考えていただき非常に楽しく創作することができました。
ピアノソロの部分は５度抜き３度を下方に転回してテントンテントンするとこうなります。ｗ
よくやるんですが、結構きれいといってもらえるのでつい多用してしまいますね。^^;
2012/11/19 23:51:58
是久楽 旧HidetoCMk2
ご意見・ご感想
切ないけど良い曲ですねぇ・・・♪
素敵な曲、ごちになりましたｍ(＿ ＿)ｍ
2012/10/12 20:28:40
ぺぺるる（ぺ猫）
＞HidetoCMk2 さん
お久しぶりです。いつもお世話になっております。
聴いて頂きありがとうございます。^^
曲調は今風ではないですが、昔の学園モノ的なものになっていればと思っています。
スパイス的に盛り込んだ切なさを感じ取ってくださってとても嬉しいです。ありがとうございます！
2012/10/12 23:08:07