めぐる時の中で
風を纏いながら
1人歩いてゆく
私はどこにいる?
無理に話すことはなくて
気がつけば時だけが過ぎていた
雨の音さえ聞こえなくて
失うものは戻ってこないの?
揺れる幻に惑わされ
道を見失えば
変わるはずのない明日さえ
綺麗に映るだろう
何も求めなければ
傷つくこともない
生きる意味などなく
死なずに過ごすだけ
すれ違う人の多さに
何も感じることは無くなって
途切れたままの日常は
動き出せずに終わりを待ってる
深く響く音色は
涙を乗せて消えてゆく
あの日待ち侘びた朝日を
染めるあなたの声
強くなれたはずの
私とともに歩き出せば
涙枯れた後に見る景色は
綺麗でしょうか?
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