ジャケット

夜凪と物憂い

退屈な日々いつも通り ノートに綴る頭の中
夕立の中 言葉の海に委ねるだけでわすれられるの
眩しいだけの液晶の前で 何も出来ずにただ進む針
いつしかやりたい事もなくして ただ息をするだけの毎日

窓を開けて吸い込んだ凪は まるで僕を映してて
流れ出した言葉も空っぽ 何もないひとりだけ

いつからだっただだろう 
したいこともなくなってから
花瓶と萎れた花 煤けた白が僕を笑う
浅い眠りについても 夢もなぜかみれなくなって  
冷めた目で過ごす日々 痛いほどに無機質で

帰り道買ったCDを 掛けてみるけど昔みたいに
胸がざわめくこともないまま 部屋を満たしていくノイズたち

気づけば癖になってしまったコンビニご飯
濃いめの味もなれてしまって 
自分の好きな味付けさえも思い出せない

すこし錆びたギターを鳴らして 雨の音に耳すまして
口に含むコーヒーの味は 驚くほど苦くて

いつか読んだ本の 主人公に憧れてた
そんな日があったこと 記憶の中揺蕩ったまま
冷たい照明の下 ポツリポツリ思い出してく
滲んだ夏の匂い 一つ一つ色が灯る  


間奏


意味を飲んだ 喉の奥の底
心の中 空になって
流れ出した 静かな雨音
押し付ける 海の底

どこで間違っただろう 心に空いた大きな穴
意外とこんな人生も 楽しめる自分がいたりして
窓を揺らす風は 昔の自分の見たままで 
憧れもしないけど 不思議だけど笑みはこぼれ

冷めたコーヒーの味 意外と苦味は無くてさ
こんなのもいいよなと 一人きりで息を吸って
差し込んだ月の灯は 細目の中泳いでて
目を閉じた世界で 感じる鼓動心地よくて 

00:00 / 05:05

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夜凪と物憂い

久しぶりに。
もっぱらギターの練習しかしてないので曲作れてません(滝汗

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投稿日:2019/06/27 07:17:11

長さ:05:05

ファイルサイズ:5.8MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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