ジャケット

(A)
吹き込む風が冷たい 裏路地 
このまま遠回りして

今夜も一人歩きの 暇潰し
踏切が開(あ)くのを待つ

(B)
流れてく 日曜
跡形もない
憂鬱ね 月曜
もうすぐで

(サビ)
「誰かを 待っているの?」
ああまさかね 静かな夜は
眠るのには うるさすぎるだけさ

窓明かり消えた街 長い長い夜の道に
鈍い光 向かっていく白灯蛾(しろひとり)


(A)
飲みかけの水を空に かざして
月で中身を満たした
特別を演出する おまじない 
何の味もしないけど

(B)
スニーカー擦れる音(おと)
ついてくる影
街灯を逸れたら溶けて消える


(サビ)
「夜明けを 待っているの?」
いつまでも 彷徨っている
虫の声は 急行に呑まれて

「誰かを 待っていたの」
人ごみから 置いていかれた
似合いの詞(うた) なぞっている 心で


振り返る 日曜日
あなたの声聞きたいけど
立ち止まった

臆病に気圧され  
出せなかった言葉
耳の奥でないている




(A)
ふきこむかぜがつめたい うらろじ
このままとおまわりして

こんやもひとりあるきの ひまつぶし
ふみきりがあくのをまつ

(B)
ながれてく にちよう
あとかたもない
ゆううつね げつよう
もうすぐで

(サビ)
だれかを まっているの
ああまさかね しずかなよるは
ねむるのには うるさすぎるだけさ

まどあかりきえたまち ながいながいよるのみちに
にぶいひかり むかっていく しろひとり


(A)
のみかけのみずをそらに かざして
つきでなかみをみたした
とくべつをえんしゅつする おまじない
なんのあじもしないけど

(B)
すにーかーすれるおと
ついてくるかげ
がいとうをそれたらとけてきえる


(サビ)
よあけを まっているの
いつまでも さまよっている
むしのこえは きゅうこうにのまれて


だれかを まっているの
ひとごみから おいていかれた
にあいのうた なぞっている こころで


ふりかえる にちようび
あなたのこえ ききたいけど
たちどまった

おくびょうにけおされ
だせなかったことば
みみのおくでないている






00:00 / 05:52

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

月の夜に思うことは

イクラ電線さんにいただいた歌詞を合わせました

変更
一部歌詞を変更、ドラム追加

閲覧数:218

投稿日:2012/10/25 01:06:27

長さ:05:52

ファイルサイズ:6.7MB

カテゴリ:音楽

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