ずっと 隠していた
きっと 怖がってた
そっと 震えていた
痛みをもう消して

ほんとうはもっと前から気づいていた
口に出すのも見るのも怖かっただけ
片付けてたはずの君への感情が
溢れないようそっと蓋をして

このまま何処かへ
我儘の言う通りに
もう要らない知らないどうでもいい
なんて
思えるくらい突き放して

君の知らない世界で息を吸うの
痛みは消さないで
ずっと残しておくから
心の根がちぎれるまで遠くへ
もっと もっと もっと

手を伸ばす先 触れたその温もり
柔らかな陽ざしに撫でられた記憶
あまりにも綺麗で息も止まりそう
思い出すら今は土に埋めて

悲劇を知らないふりして空を飛ぶの
いつかは朽ちゆくものと
理解ってはいるけど
心の奥 締め付けるその声が
ずっと ずっと 僕を

足りないものばっか
穴が空いたまま
俯いた結果
堕ちてしまった僕のまま
重ね合わせた嘘では変われない
死んでしまう前に君に会いに行きたい

もう消えない痛みで息を吸うの
まだ此処に居たい
君と結末を見たい
心の根が枯れるまで愛したい
ずっと ずっと ずっと ずっと
ずっと そして いつか