遠く触れてた
掌の中にまで
深く、深く。
遠く流れた
掌の隙間から
深く、深く。
3月9日
約束のない昼下がり
湿気った言葉を横目に見ながら
歩く
ひたすら歩く
雨の匂い
今日は晴れと言っていたのに
やだな
傘はもっていない
辻褄合わせの週末を
考えるだけでうんざりする
あぁこんなとき君がいてくれたなら
遠く流れた
掌の隙間から
深く、深く。
消えないように、抱え込んだ。
ひとつふたつみっつよっつ
いくつ夜を数えてても
あの日消えた朝はもうこない
3月××日
昨日から雨が鳴りやまない
別に嫌いじゃないけど
今は好きにもなれない
午後から君に会いに行くから
それまでに止んでくれたらいいのに
やだな
傘はもう捨てたのに
継ぎ接ぎだらけの毎日を
息してるだけでうんざりする
あぁこんなとき君がいてくれたなら
遠く流れた
掌の隙間から
深く、深く。
ひとつふたつみっつよっつ
いくつ夜を数えてても
あの日消えた朝はもう…
金盞花の花びらを
水たまりに浮かべて
滲む月は今日だけ
優しすぎるね
あの雨の朝も
渡せなかった傘も
言えなかった言葉ひとつひとつひとつを
置いていくから
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