LabilE
何気なく歩いたこの街にも
君との思い出は染み付いていた
あとどれくらい遠くへ行けば
君へ向かう想いは冷めるだろうか
振り返ってみても見当たらない
僕たちの時間に間違いはなく
はじめから用意された最後に
向かい歩いていく毎日だった
だけどやり直せても
また君に出会うような気がしている
いつかくる返事を待って
忘れたふりでやり過ごすのを
君が望んだとしても
君との日々を思い出して
今すぐ声が聞きたくなって
何も手につかないんだ
君といる未来だけ浮かんでくる
あてもなく歩けた僕たちは
誰よりも言葉を交わしたから
君を知るほど気付かされたよ
僕たちが描いたのは違う未来だと
君の知らない、知らない方がいい
想いばかり増えていった
君以外はもうどうだっていい
ただ君にだけ触れたい
いつかくる返事を待って
忘れたふりでやり過ごすのを
僕は望まないから
僕らの今を守るために
君が止めようとした時間を
僕は進めたいんだ
隠し続けてきた想いは
口にするたび溶けてしまって
うまく言えない僕に
無邪気に君は笑いかけて
いつもの声が優しいから
嫌いになれないまま
変わらない君にまた恋をしている
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