【初音ミクAppend】サヨナラに笑顔を【オリジナル】

兎猫

曲/詞 No.C

[サヨナラに笑顔を]

心はもう褪せた
降り始めた雨に鈍く
君から告げられた「サヨナラ」さえ共感した

暖かく鮮やかに想ってたのに
いつからか途切れてた赤い糸の跡

何一つ苦しくない別れの味が、こんなにも虚しいとはね――――。

流れる水みたい
そんな日々と同じように
僕らの恋模様　綺麗なまま流れていった

ぽっかりと飽いた日々思い返せば
少しだけ暖かくなれるのはホントだよ

それでもね、毒の様な空に架かった、虹色が消えちゃったんだ――――。

君と過ごした日々に居た僕は間違いなく本物だよ
思い出して胸の奥　痛むのは成長の証だ
これからの日々　つないでく為　君も笑ったんだ

暖かく鮮やかに想ってたから
いつもよりカラフルに描かれていた

怖いくらい澄みわたる別れの味は、こんなにも虚しいけど――！

積み上げた情景が崩れた日に
間違いは何一つ無かったと思えるよ

明日には忘れても、二度と忘れないこの恋に、サヨナラしよう。