なにもできない情けない頼りない自分も
この街の中で生きている
変われない変わりたいぎこちない声でも
一人で歌った夕日空
膝を抱えて 口ずさんだ音
すぐに溶けてった すぐに溶けてった
掠れるように崩れてった
伸びる影ひとつ 揺れるマスコット
まわりに馴染む通行人A(モブ)の人生を
思い描いた帰り道
なにもできない情けない頼りない自分も
この街の中で生きている
変われない変わりたいぎこちない声でも
誰かに届けと空を見る
きっと ずっと
このままじゃいられない 怖くても
やっと 前を向ける
噤んだ本音を言う日には
違和を抱えて 口にしてみても
笑われてばっか 笑われてばっか
そんな空気が嫌いだった
出ることない杭 右倣え世界
日和見主義だけの多数派(マジョリティ)では
いたくない 気付いてからは
なにができる 震える怯える自分に
その間違いすら止められず
生きづらいキリがないやるせない時代に
抗っていたいそりゃそうさ
だけど ずっと
言葉にし続けないと 変われない
もっと 胸を張って
弱いままでいい 勇気持て
針のように鋭い痛み
糸のようにか細い心
何度千切れても縫い合わせる
笑われたって 嫌われたって
譲れないものがある
泣いて折れて塞いで悔しくもなって
その間違いすら止められず
変わりたい変わりたいぎこちない声でも
誰かに届けと張り上げる
きっと ずっと
このままじゃいられない 怖くても
もっと胸を張って
誰かに届けと夕日空
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