派手な服 上辺を着飾る肌寒さと
見え透いている 頭の中の空っぽさに
薄ら笑う僕 優れも劣りもせずに思う
温かい部屋で 忽々の音量で
右耳に流れ込む 負の映画は
「きっと死ぬ」
そんな展開で感動していた
誰かを映している
風が吹く 路地が揺れる
消える火を何かで誤魔化して
今見えた時に他で流している
何故嘆く 時が廃れる
癒える日を僕らは幸せと呼ぶ
それが正解と思っている
どれが正解かは聞いてないや
まだ手握る汗 抑も伽藍堂で
常識を外れる 宗教めいた
「悪は死ぬ」
そんな展開を期待していた
貴方は俯いている
いつからか
二時間に感けて看取ることも
当然のように少なくなった
断ち切られてきた
微笑みとか全部が消えていく
主人公が変わったとしても
風が吹く 閉じては寝る
云えずに飾りを直隠している
冷えた時に土砂が攫っていく
何故憂う まだ有り余る
豊かさで悲劇を演じている
定義をした気で満足する
不正解なんてものなら無いと
風が吹く 意志が揺れる
触れる日も度々ぼやかしている
見えた時に他に任せている
何故嘆く 時は流れる
癒える日は僕らを過ちと呼ぶ
それが「正解」になっている
どれが正解かは決められないや
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