ジャケット

心証オクターブ

《イントロ》
片隅にあった心象が
空っぽになったここに響いた

姿なき誰かの篝火が
始まりのベルを鳴らしていった

今更何も知らないなんて
わかりきったような焦燥も

それすら全て飲み込んでいける
世界が変わるような
振動感覚を


《A》
『輝きをもう一度』
横目に通り過ぎた看板に
何かを書き足したくなった
『あの頃』なんてあったっけ 

上手く立ち回るフリを見て
上辺で笑うは現代寄り

比べ未だ冷めたるこの部屋
隙間だらけ

《B》
隣町の祭囃子
耳を澄ますなんとはなし

《C》
このまま走り出したとして
転ぶのも醍醐味だなんて

それなりによくやれたとして
いつかは終わりがくるようで

今時『何もしてない』なんて
流行らない論に絆されたって

それでも少しは進んでいける
何かを変えたもの
覚えてるから


《A》
流されていく文字の群れ
何処かで違和感を感じてる
空回るのが常の大海で
視界ってこんなに暗いんだっけ?

たまらないぐらい熱い場所
すぐそばで熱を感じるのに
内側だけいつも冷たくて
何処にもいないような


《B》
耳に残った祭囃子
手を伸ばすなんとはなし

届きもしないのに
何を伝えたいんだろう

《C》
少しも進んじゃいないのに
止まってもいいとか言われたって

息切れすらしちゃいないのに
無駄のない声で頑張れって

もうわかんないや!

わかんないや……


《D》
揺れ動く足音が
ゆらゆら遠ざかる
それでもここにいるって
儚くとも


更新の切れたアカウント
吐きながら進めと足跡が
いまだ心の奥に棲み着いて
伝わるはずだとまだ叫んでる

今も変わらずに咲く強い花
遥か先で鼓動が波打って
いまだここからだって輝いた
明日の色を思い出させるから


《E》
片隅にあった心象が
空っぽになったここに響いた

姿なき誰かの篝火を
忘れたくないのが理由だった

《C》
今さら何もできないなんて
つまんない一人遊びに飽きた

全てを燃やし飲み込んでまた
世界を変えるような
何かできる気がした

それだけで
明日へまた

《E》
隣町の祭囃子
永久に続けなんとはなし
何処に辿りついたって
そこで響いてくんだろう

この町の祭囃子
ここで鳴らせ限度はなし!
たとえ止まったとしたって
また色をつけるよ
振動感覚で!

00:00 / 03:30

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【インスト】心証オクターブ

閲覧数:94

投稿日:2023/03/19 21:34:21

長さ:03:30

ファイルサイズ:8MB

カテゴリ:カラオケ/インスト

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