願うだけでした

久遠を



掻きむしって
掻きむしって

爪がか剥れては
突き刺しました


足の裏では
繋がっているのではないのでしょうか


長くは宙に跳ねる事はできないでしょう?


そう気付いたのは14歳

ええ

それは幼い
とても幼い


幼さというのはとても残酷で


地が繋がってようが
空が繋がってようが



触れる事のできない物がある事を知ってしまったのです


いっそ


知識を捨ててしまえば
一切を捨ててしまえば


そんな私になど目もくれず



過ぎていくのです

時というものは
見えてもくれないのに


だから私は


願うだけでした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

願うだけでした

歌詞まで辿り着けない詩です

閲覧数:93

投稿日:2009/08/09 03:32:22

文字数:288文字

カテゴリ:その他

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  • keitarou姫ぷりんせすぅ

    keitarou姫ぷりんせすぅ

    ご意見・ご感想

    (・ω・`)
    すごく素敵な詩を書きますね

    人間は悲しさが分かるひとほど素敵で不幸せですね



    2009/08/20 00:52:57

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