さあさあ皆さん騒ぎましょ!
・・・
わんつーさんしで晴れやかに
傘をすてて無礼講
鎮守の森も騒ぎ出す
お祭り囃子さあ狂躍踊れ
唱善詠命祀れや真
今はただ溌剌と
翁の面も福面も
偽って傲って護って優越性
何故生まれ叶える
何故畏れ恐怖させる
望むのならば
契りの盃(さけ)さあ飲み交わせ
雷が天を走り叫んでも
地を濡らす雨吹き荒んでも
さあ踊れ狂え大地踏み鳴らせ
この祈り願い眠らぬように
今 月の光隠れ見えねども
血塗られしその身果てぬのなら
さあ呑めや騒げやその胸張って
宵の空紅(あか)く咲き飾れ!
・・・
叫んで合わせて拍刻め
静寂などとうに失し
雲出ずる場所集いましょ
見えざる者よ忌まれし者ども!
悴(かじ)んだ思想哭く幻想
謳うは理想開け境地
満たせ盃(さかずき)注げや注げ
揃って舞って飲んで理性など棄てて
ただ望まれるため
ただ悔い宿し消すため
救え抗え
希望の証を背に掲げ
今 友が倒れ息果てようとも
さまよう光消えたとしても
さあ笑え泣け叫べや振り向くな
安らぎ求め見失わぬように
今 誓い勤め守り切れぬなら
力尽き果て進めぬのなら
さあ呑めや騒げや酔い潰すまで
未来(あす)の日を穿(うが)つその日まで
・・・
今 足がすくみ立ち止まるのなら
震える右手挙げられぬなら
そう夜空を見上げ声張り上げろ
月が満ち闇が灯をともすまで
今 星の光曇り見えねども
凍える魂(こころ)冷めきらぬなら
さあ唄え踊れや声高らかに
癒えぬ傷を永久(とわ)に忘れ去ろう
今 天(そら)が音を立てて堕ちようと
奮い起たせた胸の鼓動を
さあその身に焼き付けて最期まで
鳴り止まぬ囃子そら舞え謳え!
さあ その身に焼き付けて最期まで
終わらぬ本当の狂宴を!
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