【結月ゆかり】薄れていく記憶

以前別のサイトでコラボして作った曲を、ここにアップします。
向こうではデータ容量がたりずフルサイズでアップできませんでした。
こちらでフルサイズをアップします。

作詞：leam04
作曲：るのの（＠かっぱD）
歌：結月ゆかり


何でも、過ぎた後じゃ遅くて
遠ざかる人の背や街、景色
何度も、君がふと漏らす本音に
僕は気が付けぬまま

進んで欲しくないのに
進んでしまう世界に
僕は置いていかれるんだ
交わしたお互いの呼び声
挨拶で手を振る仕草も
もう昔の面影だよ

最後に、最後に 一言だけでも
置いて行ってしまう世界へ
声を届けたかった、残したかった
まだどこかに君はいるのだろう


何でも、夢見てからじゃ遅くて
近づいてく何もなく冷めた闇
何度も　僕がふと漏らす本音は
君に届かないまま

嘘でもいいから そっと
頷いてほしかった
戻れなくなった世界に
手を振ることもできぬまま
過ぎて行く時間へ
最後の言葉を投げるよ

ずっと　ずっと　見守ってくれたね
置いていってしまう世界で
君を悲しませずに　残したかった
きっとどこかで君は悔やむだろう


夢の中で君に触れた温もりで
僕は満足するから
薄れてく世界に　別れを言わずに
君に忘れられたくない


ずっと　ずっと　傍にいてくれたね
君を縛るのは僕だね
「さよなら」、やっと言えたんだ
心の未練を振り切って
君を残した、この遠い遠い世界に
今、静かに手を振った。