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【万葉集】 Short Song-ワカタンカ-【秀歌】

◆ 万葉集から8首、有名な歌を中心に選んでミクさんに唄ってもらいました。
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熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな
にきたつに ふなのりせんと つきまてば しおもかないぬ いまはこぎいでな
万葉集 第一巻 額田王

海神の 豊旗雲に 入日さし 今夜の月夜 さやけくありこそ
わたつみの とよはたくもに いりひさし こよいのつくよ さやけくありこそ
万葉集 第一巻 中大兄皇子

あかねさす 紫野ゆき 標野ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる
あかねさす むらさきのゆき しめのゆき のもりわみずや きみがそでふる
万葉集 第一巻 額田王

東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ
ひんがしの のにかぎろいの たつみえて かえりみすれば つきかたぶきぬ
万葉集 第一巻 柿本人麻呂

あをによし 奈良の京は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり
あをによし ならのみやこわ さくはなの におうがごとく いまさかりなり
万葉集 第三巻 小野老朝臣

賢しみと 物言ふよりは 酒飲みて 酔ひ泣きするし まさりたるらし
さかしみと ものゆうよりわ さけのみて えいなきするし まさりたるらし
万葉集 第三巻 大伴旅人

天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
あめのうみに くものなみたち つきのふね ほしのはやしに こぎかくるみゆ
万葉集 第七巻 柿本人麻呂

磯城島の 日本の国に 人二人 ありとし思はば 何か嘆かむ
しきしまあの やまとのくにに ひとふたり ありとしおもわば なにかなげかん
万葉集 第十三巻 作者不詳

閲覧数:1,241

投稿日:2008/07/16 02:03:15

長さ:03:01

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カテゴリ:音楽

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  • チューハイP

    チューハイP

    ご意見・ご感想

    もともとこちらが原曲というかオリジナルですね。『富士の高嶺』はこの曲の発展型というかバリエーションというか。
    短歌という本当にみじかい世界をきちんと表現できていると自負しています。にしても万葉秀歌はやはり素晴らしいですよね。

    2009/02/25 03:05:54

  • circias

    circias

    ご意見・ご感想

    あ、メロディはこのあいだのと同じなんですね。そして、歌詞もこっちの方が好きかもしれません。こちらのほうが、言葉が硬い感じに聞こえますが、硬い音の分布がバランス良く入っている気がしますね。

    2009/02/23 01:28:12

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