一度鉄馬を降りたら、もう二度と乗れないのかもしれない。
あの風を切る疾走感も。
あの風を受ける爽快感も。
あの風を感じる季節感も。
もう二度と感じることは無いのかもしれない。
こうして鉄馬を降りた者は
無情なる時間の流れに飲み込まれて
ただ身を削り、ただ心を磨り減らして
そうして何も感じることが出来なくなって
やがて自分がかつてRiderだったことすら忘れてしまって
何の感動も無く滅んでしまうのだろう。
さようなら、鉄馬よ。
もう二度と乗ることは叶うまい。
さようなら、風よ。
もう何も感じることはないだろう。
さようなら、世界よ。
世界から一人消えたところで、誰も何も感じない。
世界はあまりにも広くて、人間はあまりにも小さい。
だから。
さようなら。
さようなら。
コメント0
関連する動画0
ご意見・ご感想