今にも泣き出してしまいそうな
空気が肺に溜まって減らないんだ
息を吸っても息を吐いても
ずっと嘘みたいに苦しくて
気づいた時には君に
最後の手紙を書いていた
時計みたいに自分の体が回る
午前7時
変えようのない過去と
変えられないだけの現在が
僕の隣を彷徨いている
少しずつ歩いていこうと
人生を刹那的に見なくていいんだと
君は僕の手を握ってくれたのに
僕はその手を握り返す勇気がなかったんだ
君と同じ体温で生きることができたなら
僕は、僕は、僕は、僕は、僕は、僕は!
これまでにないくらいに幸せになれたのに
それすらも叶えられないまま
昔聞いていた音楽は
今じゃもう聞かなくなったな
君と歩いてたはずの道は
いつの間にか
1人で歩けるようになった
少しずつ少しずつ変わっていくのが
怖くて気付かないふりをしていた
気づいたらもう元には戻れないと
知っていたからかな
今にも泣き出してしまいそうな
空気が肺に溜まって消えなくなったんだ
息を吸っても息を吐いても
ずっと嘘みたいに苦しくって
気づいた時には僕は
自分のからだが冷たくなるのを
待っていた
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