錆びた弦のまま かき鳴らしたギター
倍音はアイロニー たっぷりに響いた
南の窓から ミルクをぶちまけて
広がる夜の闇 打ち消したかった
つまづいた僕への 手紙を書いたよ
あの場所の僕に 今なら伝えられる
遠回りをして 見てきた景色も
何一つとして 無駄なものなどないということ
五角形の空に コインを放り投げて
意味のない賭けをした 12月10日
日付変更線と激情が交わって
在るはずもないセカイ 今生まれる
バルコニーに隠れた 照れ屋な天使を
見つけられたなら 上手くやれそうな気がした
そんな思いつきだけで 些細なきっかけで
この地球(ほし)の回るスピードさえ変えられるよ
ここまで歩いた道のりはいつも険しく荒んだ道だったけど
振り返れば気づかないうちにそっと小さな花が咲いていた
「あきらめるな」と今 聞こえた気がした
優しく澄み切った キミに似ている声で・・・
つまづいた僕でも ボクのひとつだから
優しく厳しく連れ添っていかなくちゃ
あたりまえの世界も 全力で走ったら
見たこともないアンサー 今辿りつける
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