魯鈍に穿つ心理の奥底 (off vocal)

いっすん

『魯鈍に穿つ心理の奥底』

繰り返した過ちだけ
記憶の淵に消えてゆく
争いは絶えず続くと
嘯いたあいつは居ない

夕暮れに走り出したら
すべてが移り行く景色
戸惑いながら進むんだ
この街も嫌いじゃないさ

伸ばした手は宙を掴んだ
あやふやなままでいいから

鋭い風が吹き抜けて揺らぐ
曖昧な言葉に惑わされた今なら
魯鈍に穿つ心理の奥底
沈むいつかの光景
誰かの泣き声

ちぐはぐな言葉の向こう
すべてが移り行く季節
過日だけを見送れたら
この街も嫌いじゃないさ

伸ばした手は宙を掴んだ
あやふやなままでいいから

痛みを忘れた訳じゃないけど
惑わされずに生きて行く
振り向かないで
魯鈍に穿つ心理の奥底
沈むいつかの光景
誰かの泣き声

振り返らずに歩むんだ
堪えきれない涙さえ
無駄にしてはいけないんだ
君の呼び声が聞こえる

鋭い風が吹き抜けて揺らぐ
曖昧な言葉に惑わされた今なら
魯鈍に穿つ心理の奥底
沈むいつかの光景
誰かの泣き声

振り返らずに歩むんだ