A
紅い街を翔る 白き死神 そう呼ばれた
彼女の傍 舞う蝶は 灰になり果て 空へと
A
戦場で踊る君 見つけられたのは運命?
まるで蝶が舞っているかの様なその姿に
B
怖れでも憧れでもなく美しいと
そう感じた僕はどこかおかしいのでしょうか?
A
栄華と繁栄を極めた王国の平和を
その為と知らず戦い続けていた少女は
B
戦争を治めた英雄として語り
戦場を翔た悪魔として謳われるよ
B
けれど英雄の末路は哀れみを纏う
使い古された不要な道具は処分と
A
少女の極刑の日取りが民に告げられた日
僕は暖炉へ 竜の印鎧を投げ入れた
B
紅く染まる 竜の刻印も 鮮やかに
燃え滾る鎧を身に纏う僕は愚か
A
醜く焼け爛れた肌 浮かぶ竜の刻印
黒いマント身を隠し僕は王のもとへと
B
私は戦場で彼女の血を浴びたと
そう高らかに告げ 晒す醜い姿を
B
その少女の血は呪いに囚われている
故に極刑などは およし下さい陛下
呪いの蝶と竜の傷跡
王は驚き その表情も青く
醜い男には僅かばかりの恩賞を
偽りの呪われた血 手を下せる者は何処に
王は僕にそれを命じたけれど
彼女を手にかけることを拒んだ僕は国を捨てた
英雄と 死神と 謳われた少女の刑は追放へ
処分できぬものならば 捨ててしまえと王は言う
嗚呼 彼女はまだこの世界にいるのだろうか?
……To be continued
前
http://piapro.jp/a/content/?id=7z8x8rjzn0r2az2a
次
http://piapro.jp/a/content/?id=30sxvumvvafgl6ig
例によって作りかけでふ(´・ω・`)
続きで まだ 続きます…(´・ω・)
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想