紅い街を翔る 白き死神 そう呼ばれた
彼女の傍 舞う蝶は 灰になり果て 空へと



戦場で踊る君 見つけられたのは運命?
まるで蝶が舞っているかの様なその姿に

怖れでも憧れでもなく美しいと 
そう感じた僕はどこかおかしいのでしょうか?

栄華と繁栄を極めた王国の平和を
その為と知らず戦い続けていた少女は

戦争を治めた英雄として語り
戦場を翔た悪魔として謳われるよ

けれど英雄の末路は哀れみを纏う
使い古された不要な道具は処分と
 


少女の極刑の日取りが民に告げられた日
僕は暖炉へ 竜の印鎧を投げ入れた

紅く染まる 竜の刻印も 鮮やかに
燃え滾る鎧を身に纏う僕は愚か

醜く焼け爛れた肌 浮かぶ竜の刻印
黒いマント身を隠し僕は王のもとへと

私は戦場で彼女の血を浴びたと
そう高らかに告げ 晒す醜い姿を

その少女の血は呪いに囚われている
故に極刑などは およし下さい陛下

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

呪いの蝶と竜の傷跡

王は驚き その表情も青く
醜い男には僅かばかりの恩賞を 
偽りの呪われた血 手を下せる者は何処に
王は僕にそれを命じたけれど
彼女を手にかけることを拒んだ僕は国を捨てた

英雄と 死神と 謳われた少女の刑は追放へ
処分できぬものならば 捨ててしまえと王は言う

嗚呼 彼女はまだこの世界にいるのだろうか?



               ……To be continued




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例によって作りかけでふ(´・ω・`)
続きで まだ 続きます…(´・ω・)

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投稿日:2008/06/16 09:59:08

文字数:406文字

カテゴリ:その他

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