スノーウィ・ステッピング

青空を進んで
特別な1日
いつもより大きな歩幅
お気に入りのお洋服

あの街に向かって
移る景色の中で
雪の轍を見送って
おひさまと待ち合わせしよう

氷のチャペルにときめいて
瞳に写す 雪灯路
君にもきっと伝えるよ
だから スキップのリズムで鼻歌を紡ごう

ららら 今日のメロディが
ららら 私の歌声が
誰かの心にキラキラ
舞い降りたならきっと素敵でしょう？

それはちょっと冷たくて
だけどどこか暖かい
とある冬の日のお話
銀世界に思う笑顔は晴れ

誰かのアートに高鳴った
胸の鼓動が嬉しくて
懐かしさを風がさらって
澄んだ心根の心象だ
センチメンタルも空に零せば
愛しい記憶に変わるから
白い息を1つ 手のひらで包んだ

おとぎ話みたいな
雪の魔法よきっと
言葉が追いつかないほどに
息を呑む景色の中

真白な絨毯を駆けたなら
氷平線と夕日を見よう
光の海を歩いたら
また 伝えたいことがひとつ増えていくの

ららら 明日に届くように
ららら 空に描くように
綴る心のノートが
いっぱいになって溢れちゃいそう！

それはちょっと冷たくて
だけど心地いいもの
高天が振ったお砂糖と
銀世界に響き出す鐘の音

夢みたいな景色は
いつか醒めてしまうけれど
少しだけ彩度を上げた世界を
もっと愛せるでしょう

ららら 今日のメロディが
ららら 私の歌声が
誰かの心に溶けてく
そんな幸せを願っている

それはちょっと冷たくて
だけどどこか暖かい
とある冬の日のお話
銀世界に思う笑顔は晴れ