【巡音ルカ/鏡音リン】ベルの音

Vo：巡音ルカ/鏡音リン
作詞・作曲：keidaiP
作品No.58

ver0.2 2008/10/25
ver0.3 2008/12/09
ver0.4 2010/01/19
ver0.5 2010/12/23

-----歌詞-----
（一）
遥か彼方
通り過ぎて行く
あなたと出会って過した時間
今は遠い記憶の彼方へ

訳もわからず病院を抜け出し
あなたとの思い出の場所をさまよう
あの世に旅立とうとした私に
いのちをつなぎとめるベルの音

もしもしこんばんわ
ごめんねこんな時間に
彼氏とさっき別れて来ちゃってさ
どうしたらいいかわからなくてさ

（ニ）
私の夢が
果かなく崩れ行く
あなたと暮らした幸せな日々
今は遠い記憶の彼方に

すがり付こうとした　私がバカだった
あなたと暮らした過去を忘れて
明日に生きることを教えてくれた
ほんとにありがとうベルの音

もしもし聞いてる
話っていうのわさ
家出してきちゃてさ住むところなくてさ
また一緒に暮らせないかな


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解説
　　主人公は、人の世話をやくのが好きな姉御肌の少女でした。
　　電話を掛けてきた少女は、
　　以前いっしょにルームシェアをしていたルームメイトで
　　彼氏が出来て、同棲するために出て行っちゃってました。

　　彼女が出ていった後、寂しくなった主人公のところに、
　　彼氏が転がり込んできていっしょに暮らしていました。

　　ある日主人公が病気になって長期入院して、
　　派遣先もクビになりお金もなくなり、
　　貢いでいた彼氏に頼ろうとしたのですが

　　彼氏はすでに見切りを付けて、
　　新しい彼女を見つけて、部屋を出ていってしまっていました。

　　病気で弱っていることに加えて失恋の痛手が大きすぎ、
　　何もかもいやになってあちこちうろついた後、
　　自殺しようと自宅に戻ったまさにとき

　　元ルームメイトから命の電話が掛かってきたという設定です。

　　そのときのベルの音を主人公は、
　　どんな思いで聞いたのかがテーマになっております。
　　ここから先は想像にお任せします。