青い夏 瞬いて
詩曲:くろひび
打ち寄せる波音が 寂しいのはなぜだろう
涼やかに吹いた風が あの夏を思わせる
きらめく光に 照らされた指先
あの日の記憶にほら 重なってゆく
消えゆく時の中 青い夏 瞬いて
この手をすり抜けて さよならを告げるよ
静寂の砂浜で ひとり海を蹴飛ばした
水平線のその先にも 誰ひとりいないこと
知っているのさ
真夏の海も空も 変わらずにそこにいて
その美しさにさ 涙が零れたよ
きらめく光と 指先が溶け合い
世界の終わりとすら 重なってゆく
消えゆく時の中 青い夏 瞬いて
この手をすり抜けて さよならを告げたよ
真夏の海も空も 変わらずにそこにいて
その美しさにさ 口づけを贈るよ
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