
「3番線高架上」
鉄塔を見送った
街路と焼き付いたコンクリート
サイレンはまだ鳴り続けているから
まだ明けない夜と月明かり
君を照らす白色の常夜灯
残光にまた堕ちる、君と会えなくなる
3番線高架上走る夜の闇が襲う
逃げられない、逃げられない
すぐそこまで来てんだ
明日が来るのかすら判らずに
呆然と、燦然と光る星
終電は見逃した
過ぎゆく幾何学模様
窓越し、瞬く赤い目を擦る
この惑星に張り付く希死念慮を見る
4番線高架下
首都高、耳を刺すような
愛されたい、愛されたい
慟哭に流す涙
明日が来る事が恐ろしくて
悄然と飄然と廻る街
終点はすぐ其所に
3番線高架上走る夜の闇が襲う
逃げられない、逃げられない
すぐそこまで来てんだ
明日が来るのかすら判らずに
呆然と、燦然と光る星
終電は見逃した
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