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此岸にて、それは春の夜の夢のごとく【Off Vocal】

F-dur Ges-dur/G-dur BPM172

初音ミク - 此岸にて、それは春の夜の夢のごとく
Miku Hatsune - The Living Shore and the Evanescent Spring Dream


夜風に晒した身体と波間に浸した心で
繰り返した音楽は、此岸にて
ひとりで佇む桟橋、閉じた目の裏側に
あなたを月に例え浮かべる

今日も

朝陽を嫌うあまりに夜闇に住まう化け物
獣と呼べるような牙も無い
昨日を望んだ昨日は重なった今で見えない
色褪せた幻日に意味を問う

読めない手紙は鞄につめて
底の奥に隠したまま

日溜まりの幻に僕はまだ焦がれている
それは、まるで春の夜の夢のように
あたたかな記憶の欠片に生きる意味すら預けて
灰色の日常にただ溺れている


水面に浮かぶ月のようにあなたは浮かんでいて
見つめるわたしを照らすけれど
触れることなど叶わぬ空の上の写し身
記憶の中だけの偽物なんだろう

読めない手紙を花瓶につめて
喪う日を待っている

届かぬと知ってなお満ち引きを繰り返して
それは、ゆらめく思い出を漂う海月のように
海の底でまどろむ僕だけが取り残されて
ただ希う


僕ら言葉の泡になって溶けてしまえば
変わることのない夢にずっといられるのかな
そうやってはなせない想い出たちは
さながら春の夜のうたかた


いつしかあなたの姿も声もすべて忘れて
言葉も、名前すらも褪せてゆくのだろう?
それでも僕らが愛したうつくしさの意味は
失うものか

朝焼けの眩しさも真夜中の温もりも
あなたとしか分かち合えない合言葉
変わらないものなんて何一つ無い世界で
僕だけは、いや。僕だけが。

そうして、そうして、そうして
喪失の春は終わる

『さよなら』

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投稿日:2026/04/18 04:36:58

長さ:04:21

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カテゴリ:ボカロ楽曲

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