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雑記。
色々調べて補足したい箇所があるのでとりあえず書き出してる途中です。
読み物ではないので文のまとまりがないです。文章のつながりとかもないです。


■:人間が創造した神という存在が彼らから否定される。
  つまり神は殺された。
●:いつから神の存在が否定されるようになったのか。
(誰の視点神と人類を見る第三者、第三者は神か否か。)

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神は殺された。
誰が殺したのか、いや殺すことが出来るのかと疑問を抱くものは誰もいなかった。
それは民衆の心に神が消えたからだった。
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神によって作られた楽園にいた人間。しかし甘い誘惑にまけ善悪の知恵の実を食べ楽園を追放される。
(聖書)




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人の手が触れてはいけない聖域があった。
それはまさしく土地であったり、超えてはいけない人類の倫理であったり。
ここに触れてはいけない。
何度もそう言われていた。
先人がそう伝えてきた。
それを超えようと思うことが罪だった時代もあった。
聖域という言葉の戒めでは抑えられないほど膨れ上がった人間の欲とエゴが聖域を覆う。
そしてその一歩を踏み出すのは歴史に名を残した偉人。
超えてしまえばなんて事のない、今まで来た道と変わらない道が存在していることに気がつくのだ。
囚われていた思想からの脱却。
それを繰り返し今人類が住むのは硬いコンクリートで出来た街だった。

今まで自分たちの手に負えない自然の驚異を神の仕業だと思っていたが、そのメカニズムを解明し対抗できるまでになっていた。
いまや人を作り上げたのが神だと信じるものは誰一人いなくなっていた。
その手に持っていた聖書に真実があったのか、それは誰にもわからない。
燃える聖書を見つめる目には以前のような尊敬の念はない。ただ蔑んだ目で黙って灰になるのを見届けていった。

神と人との境界線は薄れ消え去り
禁忌を超えた先に人々は何を思うか。


「私たちには無限の可能性がある。
私たちは神、いやそれ以上の存在になれるのだ。
誰かが作った“神”という幻に私たちは惑わされていた。」

作られた人間が口にした。
彼は一体誰から生まれてきた子なのだろうか。
神が創った人類か、猿から進化した人間か、はたまた人類が作り出した新しい人間か。
答えを知るものは今はもういない。


時代の変化それは文明や文化だけでなく人の心にも変化をもたらした。
ある哲学者はそれを成長と喜び、別の哲学者は衰退と嘆いている。
かつて人々の心の支えとなった宗教やその土地に根付いた信仰や伝統。
その反面抱える負。
進化した人類は誰かの犠牲の上で成り立つ社会を否定した。
誰か一人の自由を奪うことで多くの民衆が得られた精神的安定は時代遅れだと。
自称先進国の代表と国際機関の代表は批判し、圧力で不平等を平等にした。
全ての国、人が平等になるために未開の地にも足を運んだ。
そして自分たちが信じる平等や平和で世界を平板化させ、歪んだ平等に先祖が大切にしてきた物を壊して近代へのコマを進める。

旧約聖書 第一章 天地創造
1日
神は暗闇の中から光を作り昼と夜をわけた
2日
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国際化も進み、どこの国でも神の存在が希薄していく。
それなのに神のためにと繰り返す聖戦という名の殺戮は絶えず続き休まるときを知らない。
免罪符代わりに叫ぶのは「神の名の下に」
過信する己の存在。そして絶対であると妄信する。
正義という弾丸で撃ち砕いたのは正義だった。
もはや神のためと叫んだ戦場にいるのは人類だけ。
神という幻も存在せず、言葉のみが都合よく残り、大量の鉄の塊でコンクリートの街は破壊される。
沢山の命が生まれては戦場で肉片に変わろうとも、人間は何も感じなくなっていた。
沢山の物がなくなればまた新しく作る。改良をして、戦地に送り出す。
戦争の力を借りて科学は飛躍する。
大量消費の美学の毒されて、戦争は何度も繰り返された。


「私たちは神の存在を忘れるべきだ。神など存在しない。
存在しないものなど超えられない。幻と戦っても意味がないのだから。」
作られた人は言う。
大衆も耳を傾け大きく頷いた。

ひとつまた超える。
聖域を越して。
己の理想がその先にあると信じて。
辿り着く場所に見つけた答えを彼らは否定し彷徨い続ける。
最後の尋問の日まで。
その日はまだ遠く、彼らの旅もまだ終わらない。
その行方を知るものも今はもういない。









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 「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる」(マタイによる福音書26章52節)



神は死しても宗教は死せず
信者を殺し狂信化させ
そして神格化される




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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

メモ:髪は殺された

作詞用のメモ。
まだ作業途中。





ニーチェの本は難しいですが面白いです。

閲覧数:92

投稿日:2011/09/20 14:16:34

文字数:2,441文字

カテゴリ:その他

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